料金表（再入国許可申請）

申請区分	申請手数料	報酬代	合計金額
1回限り（シングル）	3,000	22,000	25,000
数次（マルチプル）	6,000	33,000	39,000

*再入国許可には、一回限りの許可(シングル）と数次有効許可(マルチプル)の二種類があります。数次有効許可を得ると、再入国許可の有効期間内であれば何回でも出入国をすることができます。

再入国許可申請とは

再入国許可申請は、現在有効な在留資格を持つ外国人の方が一時的に日本を出国し、再び同じ在留資格で戻ってくるために必要な手続きです。この許可を取得していれば、出国中に在留資格が失効せず、戻ってきたときに新たなビザの取り直しが不要になります。出国予定日よりも前に申請し、許可を受ける必要があります。

再入国許可申請（1回限り）

「1回限り」の再入国許可は、1回だけ再入国ができるタイプの申請です。例えば、短期間の一時帰国や旅行など、特定の目的で一度だけ日本を出国し、戻ってくる予定の方に適しています。許可期間内に1回限り有効です。

再入国許可申請（数次）

「数次（マルチ）」の再入国許可は、有効期間中であれば何度でも出入国ができるタイプの申請です。海外との行き来が頻繁な方や、業務で複数回出国する予定がある方に向いています。許可の有効期限は在留期間内で設定されます。

 

お申込みの流れ

以下は、再入国許可申請（1回限り・シングル）を行政書士に依頼した場合のお申込みの流れです。

1. 初回相談・ヒアリング

行政書士が出国予定日や滞在期間、再入国の必要性などをヒアリングします。あわせて、在留資格や在留カードの有効期限も確認します。

2. 必要書類のご案内

依頼者の状況に応じて、必要書類（パスポート、在留カード等）をご案内します。収入印紙の準備方法も含めて説明します。

3. 書類の準備・確認

依頼者から提供された資料をもとに、行政書士が申請書を作成し、内容に不備がないかを確認します。委任状の記載も行います。

4. 出入国在留管理局への申請

行政書士が本人に代わって出入国在留管理局に申請を行います。原則、即日交付のため、当日中に手続きが完了します。

5. 許可内容のご説明・書類のお渡し

交付された再入国許可証の内容を依頼者にご説明し、在留カードへの許可証貼付等の確認を行ったうえでお渡しします。

※原則として、出国予定日の前に申請が必要です。

 

必要書類

以下は、再入国許可申請（1回限り・シングル）の場合の必要書類例です。

• 再入国許可申請書（出入国在留管理庁指定様式）
• 旅券（パスポート）
• 在留カード
• 手数料納付書（収入印紙3,000円分を添付）
• 委任状（行政書士等が申請を代理する場合）

※再入国許可は、原則として出国前に取得する必要があります。また、「みなし再入国許可制度（1年以内の短期出国）」の対象者はこの申請は不要です。
※必要書類や申請方法は、申請人の在留資格や出国目的等により変わる可能性があります。

案件概要

項目	内容
サポート内容	・再入国許可の必要性やみなし再入国との違いの確認・判断支援 ・必要書類（在留カード、旅券、理由書等）の案内と収集サポート ・申請書類（再入国許可申請書）の作成 ・管轄出入国在留管理局への申請代行 ・結果の受取りと依頼者への引き渡し（即日または後日）
依頼者の業務	・在留カード・パスポートなどの原本の提供 ・渡航予定日や目的の情報提供 ・委任状への署名・押印 ・行政書士からの内容確認・連絡への対応
申請期間（目安）	2日～4日程度
対応地域	全国オンライン対応可
相談方法	メール・電話・オンライン面談可
お支払い方法	クレジットカード、銀行振込
お支払い金額	着手金：報酬の50％（業務開始前） 完了金：報酬の残額＋立替実費（証明書取得費等）
お支払い期限	着手金：業務開始前にお支払い 完了金：許可取得・納品時にお支払い
キャンセル料	着手前まで無料

 

行政書士に依頼するメリット

在留資格を持つ外国人の方が日本を一時的に出国し、在留資格を失わずに再び入国するためには、「再入国許可申請」が必要です。1回限りの再入国が可能な「シングル」と、複数回の出入国が可能な「マルチプル」の2種類があり、在留資格や出国理由、滞在予定期間によって使い分ける必要があります。

行政書士に依頼すれば、現在の在留資格や渡航予定に合わせた最適な許可種別の選定から、必要書類の整理、申請書の作成、入管への提出までを一括でサポートしてもらえます。特に、ビザ更新時期と出国時期が重なるケースや、家族帯同などの特殊な事情がある場合には、申請のタイミングや書類の整合性に注意が必要なため、専門的なアドバイスが受けられることは大きな安心につながります。