建設キャリアアップシステム(CCUS)登録(a006)

料金表(建設キャリアアップシステム(CCUS)登録)

事業者登録

資本金 申請手数料 報酬代 合計金額
5,000万円未満 48,000 35,000 46,800
5,000万円以上 60,000 50,000 46,800

* 申請手数料は資本金によって変わります。詳細はページ下部の事業者登録申請料をご確認ください。

技能者登録(~10人まで)

資本金 申請手数料 報酬代 合計金額
簡易型 2,500 16,500 19,000
詳細型 4,900 22,000 26,900

* 10人以上の登録の場合はご相談ください。

一人親方登録(事業者+技能者)

申請手数料 報酬代 合計金額
2,500 33,000 35,500

*申請手数料は簡易型の場合となります。

変更申請(追加/更新登・各種再発行)

変更申請 報酬代(/人)
事業者ID 4,400
技能者ID 4,400

 

建設キャリアアップシステム(CCUS)登録とは?

建設キャリアアップシステム(CCUS)とは、建設現場で働く技能者の資格や就業履歴などを電子的に記録・管理する国の制度です。これにより、技能者の能力が適正に評価され、処遇の向上や人材の効率的な配置が実現します。登録は任意ですが、公共工事や大手元請との取引では、事実上必要とされるケースが増えています。

事業者登録とは

事業者登録とは、建設会社や個人事業主が、自社の情報や所属する技能者のデータをCCUS上で管理するための登録です。会社の規模、建設業許可の内容、雇用形態などを入力することで、技能者との連携管理が可能になります。元請からの要請にすぐ対応できるよう、あらかじめ準備しておくことが大切です。

技能者登録とは

技能者登録とは、建設現場で働く作業員が、自身の職歴や資格などをCCUSに登録する手続きです。これにより、就業履歴が「見える化」され、能力の評価や処遇の改善につながります。登録には「簡易型」と「詳細型」があり、目的に応じて選べる仕組みになっています。

簡易型とは

簡易型は、最低限の情報だけで登録できる方式で、主に就業履歴の蓄積を目的としています。資格証明書などの提出は不要で、費用や手間を抑えて登録を始めたい方に適しています。ただし、技能評価制度などに反映される範囲は限定的となる点に注意が必要です。

詳細型とは

詳細型は、資格証明書や研修受講歴などを提出して、より正確で信頼性の高い情報を登録する方式です。技能者としての評価や処遇改善を重視したい場合は、この方式が推奨されます。証明書類の準備に時間がかかることもあるため、余裕を持って手続きを進めましょう。

一人親方登録とは

一人親方として働く方も、技能者としてCCUSに登録することができます。現場での就業履歴が明確になることで、元請との信頼関係の構築や受注の幅を広げる効果が期待できます。社会保険や労災保険の加入状況が確認されるため、事前に整えておくことも大切です。

変更申請とは

登録後に、社名変更や資格の追加など情報に変更が生じた場合は、速やかに変更申請を行う必要があります。変更の内容によっては、添付書類や審査が求められることもあるため、事前に内容を確認し、適切な手続きを進めることが重要です。

 

お申込みの流れ

以下は、建設キャリアアップシステム(CCUS)登録の事業者登録を行政書士に依頼された場合のお申込みの流れです。

1. 初回相談・ヒアリング

行政書士が、貴社の事業形態や建設業許可の有無、従業員の登録希望状況などをヒアリングし、最適な登録プランや申請スケジュールをご提案します。

2. 必要書類のご案内

履歴事項全部証明書、建設業許可証明書、社会保険加入状況など、申請に必要な書類を一覧でご案内します。取得先や取得方法についても丁寧にご説明します。

3. 書類の収集と確認

ご用意いただいた書類を行政書士が確認し、不備や不足がないかをチェックします。不足資料がある場合は、早急に追ってご案内します。

4. 登録情報の入力・申請書類の作成

行政書士がCCUS事業者登録システムにて、企業情報を代理入力し、必要に応じて申請書類を作成・添付します。

5. 登録申請の代行提出

行政書士がオンラインで申請手続きを代行し、登録料の支払い方法のご案内もあわせて行います。

6. 登録完了・通知書の受領とご報告

事業者ID等の交付後、登録完了通知を行政書士から依頼者にご報告し、今後の技能者登録や運用サポートについても必要に応じてご案内します。

 

必要書類

建設キャリアアップシステム(CCUS)登録(事業者登録)を行う際には、主に以下の書類が必要です。

  • 履歴事項全部証明書(登記簿謄本)(発行から3か月以内のもの)
  • 建設業許可通知書の写しまたは建設業許可証明書(許可業者の場合)
  • 代表者の本人確認書類の写し(運転免許証、マイナンバーカード等)
  • 社会保険等の加入状況を確認できる資料(健康保険、厚生年金、雇用保険のいずれか)
  • 連絡担当者の名刺または社員証の写し(登録システム上の担当者用)
  • 登録料の支払い証明(クレジット明細、振込控え等)

 

案件概要

項目 内容
サポート内容 ・登録の流れや必要書類の案内
・書類の不備チェックと整理
・事業者情報の入力代行(CCUSシステム上)
・必要に応じた委任状や添付資料の作成
・登録料の支払い案内(振込やカード手続きの補助)
・完了通知(事業者ID等)の受領と報告
依頼者の業務 ・会社情報・担当者情報の提供
・登記事項証明書、本人確認書類などの取得と提出
・社会保険加入状況などの確認資料の準備
・作成された申請内容の確認・押印
申請期間(目安) 事業者登録:7〜10営業日程度(混雑時除く)
技能者登録:2〜4週間程度
変更申請:5〜7営業日程度
対応地域 全国オンライン対応可
相談方法 メール・電話・オンライン面談可
お支払い方法 クレジットカード、銀行振込
お支払い金額 着手金:報酬の50%(業務開始前)
完了金:報酬の残額+立替実費(証明書取得費等)
お支払い期限 着手金:業務開始前にお支払い
完了金:許可取得・納品時にお支払い
キャンセル料 着手前まで無料

 

行政書士に依頼するメリット

建設キャリアアップシステム(CCUS)は、技能者の経験や資格を登録・蓄積し、現場での評価や処遇改善につなげるための国の制度です。ただし、登録には事業者情報や技能者の資格・経歴など、複雑で多岐にわたる情報の入力と証明書類の準備が必要です。

行政書士に依頼すれば、面倒な書類の準備からシステム入力、必要書類の確認までを一括でサポートしてもらえるため、登録ミスや入力漏れを防ぎながらスムーズに手続きを完了できます。特に、複数人の技能者を同時に登録する場合や、建設業許可など他の手続きと連動させたい場合には、行政書士への依頼が効率的です。

 

その他

事業者登録申請料

事業者がキャリアアップシステムを利用する際に必要な登録料です

資本金 登録料金
一人親方 0
500万円未満(個人事業主含む) 6,000
500万円以上1,000万円未満 12,000
1,000万円以上2,000万円未満 24,000
2,000万円以上5,000万円未満 48,000
5,000万円以上1億円未満 60,000
1億円以上3億円未満 120,000
3億円以上10億円未満 240,000
10億円以上50億円未満 480,000
50億円以上100億円未満 600,000
100億円以上500億円未満 1,200,000
500億円以上 2,400,000

 

料金相場

(単位:円)

※日本行政書士連合会「令和2年度報酬額統計調査の結果」より抜粋

注意事項

・ご依頼される内容によって料金は変動いたします。正確な金額はお見積りにてご確認ください。

・上記に記載の必要書類はあくまでも一例です。必要な書類は申請先や手続き内容によって異なりますのでご注意ください。